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経営士全国研究会議

第46回経営士全国研究会議・埼玉大会開催

第46回経営士全国研究会議が埼玉県熊谷市のホテル・ヘリテイジで、「明日のビジネスを担うコンサルタントの視点」「地域の力で全国を元気にする」という2つの包括テーマのもと10月13日~14日にわたり開催されました。
冒頭での、本会副会長高橋栄一の挨拶に続き、来賓としてお招きした関東経済産業局の関根恵子課長と地元熊谷市の富岡 清市長にそれぞれご挨拶をいただきました。
また、お忙しい中、埼玉県の上田知事にご参加をいただき、特別講演、パネルディスカッション、懇親会と長時間にわたって参加した皆さんと交流されました。
今回の大会には、埼玉県、関東経済産業局、熊谷市、埼玉県商工会議所連合会、埼玉県商工会連合会、中小企業基盤整備機構、日刊工業新聞社、埼玉新聞社、経済産業調査会、埼玉県中小企業家同友会、埼玉産業人クラブ各位の後援をいただきました。
また、本会の会員に加え地域の経営者をはじめ一般の方々など総勢250名が参加して、地域と中小企業の活性化について情報交換しました。

研究論文表彰:発表論文賞
小塩稲之会員(埼玉支部) 「企業の発展と労使の三安づくり」
九州SMPP研究会(九州支部) 「後継経営者育成プログラム(SMPP)の構築について」
木村正彦会員(中部支部) 「危機管理からの企業づくりと経営士の役割」
小林祥三(東京支部) 「コーポレートガバナンス破綻による不正発生事例の考察と対応策の提言」
上野延城(埼玉支部) 「老舗企業に学ぶ長寿の秘訣と経営革新」
経営診断研究会(九州支部) 「中小企業向け自社経営診断ツールに関する研究」

「上田清司埼玉県知事が特別講演」
 特別講演「埼玉が日本を再生する」

経営士全国研究会議で初めて開催地の知事による特別講演が行われた。
上田知事は環境問題を配慮したエコタウン構想、健康長寿のプロジェクト、女性の社会進出を推し進めるウーマノミックスに力を入れていることを説明し、埼玉の商工業、生活水準が急速に進化、発展していること及び犯罪が減少したことを統計上の数値と図表で明確に示した。また世界全体が急速に変化しており、その影響を受けているので日本社会もグローバル化経済の視点から見る必要が出てきたことも強調した。少子高齢化というよりも、高齢化が少子化をひきおこしていると語った。晩婚、高齢、養育費の高騰では沢山の子供を産みたがらないからである。
埼玉県の底力や特色についてもPRを行い、埼玉県の人口は急速に伸びて720万人に達したこと、大宮の鉄道博物館は入場者数が同業で日本1であること、秩父の長瀞ラインは京都の保津川や高知の四万十川とともに3指に入ることなどを紹介した。
その話力はさすがにすばらしかった。             (正林滋二、小西洋三)

「パソナ 大瀧守彦副会長が講演」

これまでの全国研では、2日目は論文発表のみでしたが、今回は論文発表と並行して講演会と女性フォーラムを行いました。前半の講演会は株式会社パソナ取締役副会長の大瀧守彦氏の「グローバルカンパニーの価値経営」と題して、大瀧氏の前職ジョンソン&ジョンソンの経営方針について講演いただきました。
ジョンソン&ジョンソンは「我が信条」=Our Credoという基本理念を全社員が共有していて、これが経営判断の基になっているとのことです。「我が信条」における第一の責任は顧客に対してのものである、第二の責任は全社員に対してのものである、第三の責任は地域社会・共同社会に対するものであるという責任の対象とそれぞれの責任の内容を明らかにしています。
講演では「我が信条」をどのように企業内で共有しているか、これを守るにはどのような方策をとっているかをサーベイ方法や問題発生したときの対処方法、社内教育方法などケーススタディを交えて披露していただきました。世界的な企業がどのようにして顧客、取引先、社員、地域社会から支持されるのかの素晴らしい例を拝聴することができ大変貴重な講演会でした。              
(豊田賢治)

「異業種交流パネルディスカッション」

テーマ 「地域力で日本を元気にする」
パネリスト ・埼玉産業人クラブ会長 増田 文治氏
・埼玉大学大学院 理工学研究科 助教 長谷川 有貴氏
・(株)日本パートナー会計事務所 会長 神野 宗介氏
・横浜商工(株) 社長 河合 昭彦氏
コーディネーター ・日本経営士会 高橋栄一副会長
※上田埼玉県知事も特別参加
主な討論事項 ・企業を決めるのはトップの力、トップがその想念実現ために、イノベーションを継続して行くことが大切。
・クライエント中心に考え、種々の連携を通じてその相乗作用で大きな力を発揮できるようにもって行く。
・向上心の塊を持ち続けることが大切で、その向上心を土台に創意・工夫を展開して行く。
・人生をどうするかは気持ちの持ち方によるので、気持ちの有様を常に正して行く。
・経営コンサルタントは、経営支援に対して最後まで責任を持つことが大切。
企業のトップに立つ人は心の持ち方、意思の強さ、コミュニケーション能力がさすがと思わせた。最後に経営士へのエールや注文が出された。(正林滋二、小西洋三)

 

女性フォーラム開催



開催日時 2012年10月14日 AM10:30〜11:50
会場 ヘリテイジホテル カイサルの間
プログラム概要 第1部 基調講演 講師 青木幸江 女性経営士会 会長
テーマ『経営士に必要なコミュニケーションとは』

第2部 チーム討議:メインテーマ『コミュニケーション』
チーム個別テーマ:インバスケット方式

●基調講演は、コミュニケーションという幅広いテーマであったが、短時間で『コミュニケーションの定義』『コミュニケーションの座標軸:意味と感情』『マズローの欲求五段解説とコミュニケーションの関係』『日常活動とコミュニケーションの効果』『経営士に必要なコミュニケーション』など、大変凝縮された、示唆に富んだ内容の講演であった。

●チーム討議:6チームが構築された。(1チーム5〜6名・計35名・内女性13名)。
チーム毎のテーマは、主催側が用意したテーマリスト(インバスケット)から選択してもらった。選択テーマは、『経営者に必要なコミュニケーション』『コミュニケーション向上の訓練方法』『経営コンサルタントに必要なコミュニケーション』『コミュニケーションの基本:聞く・聴く・訊く』などが選択された。チームリーダーは、埼玉県中小企業同友会の女性から3名、経営士会から2名(男女各1名)、一般から1名、にお願いした。
参加メンバーはいずれも論客で、各チーム内では活発な議論が展開された。
参加者の積極的な姿勢と協力で、フォーラムは成功裏に終了した。
女性フォーラム実行担当:島影教子、臼倉恵美子、佐藤信枝、加藤元久